TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

Minicipality

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なんとなくファミコンを感じる、1人用の街作りカードゲーム

今回ご紹介する「Minicipality」は、短時間で楽しめる街づくりがテーマの1人用のカードゲームで、工業地区や商業地区、消防署や空港、水域、地下鉄などが描かれた18枚のカードを繋げて高得点を目指します。BGGの2015年の18 Card MicroGame Contestの参加作品です。

カード左上の数字が建築コストで、建築予算(商業地区の数)と建築制限数(工業地区の数)を増やしながら、街を拡張していきます。毎手番、山札からカードを5枚引き、1枚は破棄して残りのカードを建築していきます。カードを引く際に、火事や略奪、公害などのイベント(大体悪いこと)が発生することもあります。使わなかった手札を山札に戻してシャッフルして次のターン、山札からカードを引けなくなったらゲーム終了で得点計算です。18枚しかカードがないのに、手番ごとに必ず手札のカード1枚をゲームから破棄しないといけない、またイベント発生時に対処できないとそれもカード破棄のため、収束性は抜群。すぐに終わります。

基本的に引き運に左右されるので高得点を出すのはかなり難しいですが、すぐに終わるのでつい何度も遊んでしまいます。でも、毎回同じような街にはならないのが不思議、というか上手くできてます。まぁ、18枚なのでドミニオン好きな人ならすぐに最適化手段を見つけそうですが...。今のところの攻略方法としては、水域が手札にたくさんあるとイベントが発生してしまうので、水域を含むカードをさっさと破棄しています。

なんとなくシムシティっぽさもあり、リセットボタンを押しまくった初期のファミコンを思い出すゲームでした。もうちょっと見た目なんとかならなかったのかなと思いますが、それも含めてのファミコン感ですね。

Minicipality

  • 人数:1人
  • 時間:5 - 10分
  • 年齢:8歳以上
  • 作者:Rich Dodgin
  • データ:カードルールBGG内フォーラム
  • 和訳ルール:作りました*1
  • 作り易さ:簡単(A4用紙 4枚、スリーブ 18枚)

*1:ご希望の方はツイッターDMでご連絡ください。