浮遊島をクリエイトする。
基本的にボードゲームはビジュアル重視派です。今回は、とにかくアートワークが最高な短時間で遊べる2人用カードゲーム「Confusing lands」をご紹介します。日本で言えばJTや無印良品の防災イラストを手掛けてる寄藤文平さんとか絵本作家のたむらしげるさんみたいなこういうテイスト、ボードゲームではあまり見かけない気がしますが、もうゲーム内容紹介しなくてもいいのではと思うぐらい、個人的に超好み、どストライク!
まぁでも一応、簡単に内容を紹介しますと、カードを重ねながらそれぞれの浮遊島を作り、より高得点のプレイヤーが勝利、というシンプルなものです。各カードは両面使用可能で、片面には全て違う得点条件が書かれており、配置すればその条件が有効となります。面白いのは、その得点条件もマスの一部で、得点条件をひとつ追加するごとに10点の失点がつくのとそのマスには他のカードを重ねることはできないので、出来上がっていく自分の島を見つつ、どれだけ得点条件を加えるかがシンプルながらも悩みどころになってます。
浮遊島というテーマも良いですね。無人島の開拓とかでもアリだけど、浮遊してるだけでワクワク感が2割増しです。カード18枚だけのゲームだけど、得点条件によって展開も随分変わるのでサッと遊ぶには重宝しそうだし、何よりアートワークが最高!Button shy gamesあたりで製品化される気もするなぁ。
(追記20220514)作者に許諾いただいたのでBGGに和訳ルールをアップしました。