ビーバーになって川の流れを操り、完璧な住処を作りましょう。
今回は、ビーバーのダム造りがテーマの、トリックテイキングでワーカーアクションを取り合う紙ペンゲーム、という要素モリモリなPnPゲーム「Beavers Be Dammed」をご紹介します。海外のポッドキャストの記念回のために作られたゲームのようで、PNP Arcadeで公開されています。ちょっと自分にはテクニカル過ぎて未プレイのままだったのですが、取り上げてみたいゲームだったので重い腰を上げてソロプレイしてみました。
各プレイヤーはビーバーとなって、木や草を集めて川の流れを堰き止め、最適な住処を作っていきます。場には、資源(木材・植物)の獲得、運河の作成、ダムの建設、得点方法の選択の4種類のアクションのタイルがあり、各ラウンドでアクションタイルごとにトリテ勝負を一回ずつ行います。手札を置いたタイルのアクションでシートに記入して、ラウンド終了時にトリテで勝ったプレイヤーは追加のボーナスアクションができます。その後、川が下流に流れていき、次のラウンドを開始します。
ソロプレイしてみての感想ですが、やっぱり自分には要素多すぎでした。これトリテ要素要るかなぁ...(ソロプレイでの感想なので、多人数で遊べばきっとトリテの面白さの妙があるんだと思います!)。メインの紙ペンゲーム部分は、大きなダムをつくる、川の流れを速くする、川に隣接する木材を増やす、など選んだ得点方法によって進め方も大きく変化して面白く感じたので、もうちょっとその部分が直接的に楽しめるようになってたらいいのになぁと思いました*1。気になった方はぜひお試しください。
ちなみにブルゴーニュオマージュのルールブックの表紙イラストが秀逸なので、これだけでも見て欲しい。