ボードゲームデザインコンテストがテーマのボードゲームデザインコンテストという名前のボードゲームデザインコンテスト参加作品
今回ご紹介するPnPゲームは、2020年のBGGの9 Card Game Print and Play Design Contestの参加作品で、ボードゲームデザインコンテストで優勝することが目的の「Board Game Design Contest - The Game!」という名前のゲームです。もう、ゲーム内容よりもこのゲームでコンテストに参加したことで優勝という感じですが、海外にも北条さんや中村さんみたいな人はいるんだなぁ、と思いました😅。完全にネタ枠のゲームですが、ちゃんとゲームとして成立しているところまであるあるです。
ゲーム内容は2人用の短時間のドラフトゲームで、カードには、ゲームジャンルやテーマなどの単語と、ミープルやダイスなどのコンポーネントのアイコン、そして得点条件(ダイスが2倍、キューブがなければ5点、ミープルをダイスとして扱う、など)が4段に分かれて書かれています。各プレイヤーはドラフトを繰り返し、手元にカードを横に並べていき、最終的に4枚を並べて横から読んだ時に出来あがったゲームの条件で得点計算です。カードは、一段ずつ右上がりになる形で、それまでに配置したカードの左右どちらかに繋げて置かなければならないため、良い得点条件を成立させることが厳しく、カードは8枚しかないのになかなか悩ましいです。例えば上の写真の場合、ちょっと見えにくいですが、Tile-Laying・Farming・Co-operative ・Wargameなので、ゲーム内容はタイル配置の農業テーマの協力型ウォーゲーム(ちょっと興味あるなコレ)で、単純にミープル1つにつき1点だったので5点でした。
どちらかといえば出来上がったゲームを読んで、そのゲーム内容に思いを馳せるのが正しい遊び方かもしれません笑。片面だけ印刷しても遊べますので、気になった方はぜひどうぞー。