TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

Haze Islands

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財宝を求めて未知なる島を巡り、海の魔物と戦う大冒険!

以前にご紹介した「ROKUMON」の作者のチャーリーさん(@ex1stgames)から、過去作の「Haze Islands」もぜひ遊んでみて、というDMをいただきました。これ、BGGの2016年のGolden Geek Awards PnP部門のノミネート作品で、随分前に作ってプレイしようとしては何度も挫折してた作品でして、せっかくお誘いいただいたので、ルールブックを読み直してプレイしてみました。理解すれば全然難しいルールじゃなかったです。これまではなんか頭に入ってこなかったんですよね...。と言っても実はプレイの敷居は低くて、チャーリーさんは日本在住でカードもルールブックも日本語データを用意してくれており、製品版は過去のゲームマーケットや通販で販売もされています。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、このゲーム、面白いです!海賊テーマの1〜3人用のカードゲームで、ソロモード、フレンドリーモード、対戦モード、協力モードと様々な形で遊べます*1。各プレイヤーは海賊となり、財宝を求めて様々な島を巡りますが、この海域には海の魔物(DOOM)が棲息しており、常にプレイヤーの船を追いかけてきます。魔物を撃退するか逃げ切るかして、最も多くの財宝を手に入れたプレイヤーの勝利となります。

このゲーム、カードの使い方がよく出来てます。各島は、マップカードとアドベンチャーカードを2枚組み合わせて正方形にして作ります。主なアクションとして発見、移動、調査、制圧などがあり、最初は1つの島からスタートして、発見アクションをすることで隣接エリアに島を作っていきます。この海図が広がっていく感じが、冒険感があってとてもイイ!また、島の発見時には財宝が2つあり、次のラウンドでは1つに、その次のラウンドではなくなってしまうのですが、カードを反転させたり裏返したりすることで表現されていて、これも見事だなぁと思いました。あと、アートワークも最高(オールユニーク!)で特に島のビジュアルが雰囲気抜群でスゴく良いです。

各島で調査や制圧をして財宝獲得に必要な資源を集めるというのが主な流れで、毎ラウンド終了後に海の魔物の行動力が1ずつ増加してプレイヤーに迫ってきます。自分のターンの時に同じ場所にいれば魔物を攻撃することもでき、必要な呪文が揃っていれば撃退することができます。

今回はソロモードで遊びましたがソロモードはかなり難易度が高くて、海の魔物を退治(6回撃退)することが必須です。これがキツい!呪文は各島で得られる資源の1つで、それらの島を発見できないと呪文を集めるのが結構大変。実際まだクリアできてなくて、チャーリーさんから、難しかったらスタートの島は呪文がある島にしたら良いよというアドバイスをもらったので、次はそれを試してみようと思います。

マルチプレイは、捨て札が次のプレイヤーの山札になるので、たぶんプレイ感もずいぶん違うはず。他のプレイヤーを攻撃するモードや一緒に協力するモードもあるので、対人戦もぜひやってみたい。

だいすけさん(@dice_k00)が見やすいアクション一覧をボドゲーマにアップしてくれているので、そちらを見ると理解が早まると思います。あと、コマとトークンは遥かなる喜望峰のがピッタリでした😄

Haze Islands

*1:たぶん、複数のモードのルールをまとめて書いてるのが、僕がルールブックが読み辛かった理由です。最初にベースとなるフレンドリーモードのルール記述があって、以降、各モードごとに変更点を書いてくれたらもっと読みやすかっただろうなと思いました。