TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

PnPゲームの工作の仕方

f:id:game_suke:20190702112409j:plain

PnPゲーム、たくさん公開されていますね。このタイミングで初めてPnPゲームを工作する人も多いのかもしれませんので、印刷して遊ぶための作り方を自己流ですが簡単にご紹介します。

僕は特殊な道具は使ってません。カッターと定規とカッター用マットと角丸パンチぐらいで、大体は100均で揃います。

以下、思いつくまま書きます。

定規

定規は、アルミやプラスチック製はカッターの刃で削れてしまうので、ステンレスのものが良いと思います。

カッターの使い方

力を入れて切ると定規がずれてしまうこともあるので、一度に切ろうと思わずに何度か刃を通してるとそのうち切れます。特に厚紙を切るときは、頑張らないで時間をかければキレイに切れますよ。切れにくくなったと思ったら、さっさと折って新しい刃にしましょう。切れ味が全然違います。

トンボの見方

意外と知らない人多いかも。印刷物に携わった経験があればお馴染みですが、断ち切り用のマークのことで、これをつけてくれないとカッティングが大変です。紙の上下左右にあるマークに合わせてカットします。その際、全部切ってはいけません。紙の周囲の余白を残してカットします。角のマークは、日本では二重、世界的には一本線が一般的です*1

ちなみに、僕は9枚レイアウトでのカット順は、長辺側からカットして短辺の両端が最後になるようにしていますが、この順番の最適解があれば教えてほしい。

カードの作り方

僕は、通常はカードは紙に印刷してカードゲーム用のスリーブに入れるだけです。紙は普通のコピー用紙とインクジェット専用紙では発色と厚みが全然違うので、専用紙(安いので大丈夫)を買って用紙設定(ここ重要!)もちゃんとしましょう。とりあえずのお試し用なら特に気にしなくてもいいですが、ここはケチらずに作った方がプレイする意欲にも繋がります。ちなみに印刷設定は必ず100%の原寸が基本です。コンビニ印刷では勝手に縮小するものもあるので注意しましょう。ただ、時々なんでこのサイズ?という微妙なデータもあるので、そんな時は臨機応変に。あと、アメリカ人作家のゲームの場合、USレターサイズというのが多いですが、気にせずA4サイズで100%で印刷したらだいたいは印刷できます。

背面データがない時は、裏写りが影響するゲームの場合は100均のトランプや余っているトレーディングカードゲームのカードなどを使うと良いです*2

タイルの作り方

タイルは、作るのにちょっと手間が掛かります。スプレー糊などを使って厚紙に貼っても良いですが、僕はノーカットのラベル用紙に印刷して、厚紙に貼っています。厚紙もラベル用紙も100均で売っていますが、ラベル用紙はランニングコストが高いので、大量にタイルが必要なPnPゲームはちょっと作るの避けます😅。

トーク

トークン類も100均で揃えられます。おすすめはダイソーの小さなガラスタイル。数も大量に入ってて色も4色以上揃えられます。同人ゲームでもよく使われている気がします。ただ、もっとおすすめがあって、それはライナー・クニツィアの「古代ローマの新しいゲーム」を購入することです!このゲームがいかに素晴らしいかは割愛しますが、バラエティに富んだ14種類のクニツィアのゲームが遊べる上にトークン類が大量に入っているのでお得感満載。大体のPnPゲームはこのゲームの内容物でカバーできます*3

ダイス

僕はAmazonで50個セットのを買いましたが、「サグラダ」や「ダイスエイジ」「ベガス」などのたくさんダイスが入っているゲームをひとつ買うのもいいと思います。買うときのポイントとしては、PnPゲーム的にはなるべくたくさんの色のダイスが5個以上あるゲームがおすすめです。

以上、ご参考までに。

色々書きましたが、好きに作ればいいです😄。失敗したら作り直したらいいし、トークンなども足りなかったら適当に10円玉やクリップなど、家にあるもので遊べば良いです。

もっとこうした方が良いよ、というのをご存知の方は教えていただけたら嬉しいです。

*1:大した違いはないんだから、こういうのはさっさと世界基準に統一したら良いのにと思います

*2:でも100均はブリッジサイズがほとんどでポーカーサイズのはあまり売ってない...

*3:ただ惜しむらくはダイスがないこと!本当に、画竜点睛を欠くとはこのことで、ダイスゲーム本も出してるくらいなんだから、追加でダイスゲームを入れた「古代ローマの新しいゲーム完全版」を作って欲しい...余談でした