制限時間は2分30秒!手品がテーマの協力カードゲーム
今回は、マジシャンが目を離した隙にいたずらなウサギたちに散らかされた手品の道具を、出番までに元通りにするという内容の協力カードゲーム「Magic Rabbit」をご紹介します。2019年にThe JAM FLIPという24時間でゲームを作るコンテストがあったらしく(検索しても出てこない)、その1部門の優勝作品のようです。ロックダウンのキャンペーンとして製品化前のPnPデータが公開されており、ハイクオリティなルール動画も用意されていますが、結局製品化されたのかよく分からない...。
ルールは簡単です。それぞれ1〜9までの数字が描かれたウサギタイルと帽子タイルがあり、ウサギタイルをランダムに横一列に裏向きに置き、帽子タイルをその上にランダムに表向きに重ねます。更に鳩タイルを何枚か(プレイ人数によって変わります)その上に重ねます。あとは2分30秒のタイマーをセットして準備は終わり。
各プレイヤーは順に、①1つの帽子の下の兎を自分だけが確認する、②帽子同士の位置を入れ替える、③重なっている帽子と兎ごと位置を入れ替える、の3アクションのいずれかを実行します。手番の終わりに、鳩1羽を他の帽子の上に移動させて次のプレイヤーへ。というのを繰り返し、マジシャンの出番となる2分30秒以内に、左から順に帽子と兎が1→9に並べば成功です。
ゲーム中、各プレイヤーはお互いに相談はできず、また時間制限もあるので、マジックメイズみたいなプレイ感なのかなぁ。それとも会話はできるからもっとわちゃわちゃした感じかな。一応1人から遊べますが、これは複数人で遊ばないと寂しくなるやつでした...。すぐに作れて隙間の時間にサクッと遊べるので、気になった方はどうぞ。クリアできた方向けに、さらに3レベルの高難易度の課題もありますよ。
↓ルール説明動画です。
Magic Rabbit
- 人数:1 - 4人
- 時間:2分30秒
- 年齢:8歳以上
- 作者:Julie Dutois, Romaric Galonnier, Ludovic Simonet, Cécile Ziégler
- データ:カード・ルール(Lumberjacks [Studio])
- 和訳ルール:作りました*1
- データ以外で必要なもの:携帯電話等のタイマー機能
- 作り易さ:超簡単(A4用紙 2枚、厚紙 2枚)