TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

Micro City

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素敵なアートワークの街づくりソリティアゲーム

今回ご紹介するPnP(プリントアンドプレイ)ゲームは、4枚のカードで構成された街を発展させていくソリティアゲーム「Micro City」です。ときどき、PnPゲームなのになぜ?というクオリティのアートワークのゲームがありますが、これもそのひとつで、カード裏面までしっかりデザインされていて、とても素敵なアートワークです。

ゲーム内容をざっくり説明すると、工業地区(資源を得る)、商業地区(資源の売買)、住宅地区(金を得る・建築する)の3種類の各地区に投資をしながら、決められたラウンド内に勝利条件の建物を建築することが目的です。

まず、ラウンド開始時にダイスを振ります。各地区にはダイス目が書かれていて、自駒の移動先の地区がそのラウンドの出目と同じならばボーナス効果があります。面白いのは、住宅地区のボーナス効果でしか建物を建築できないということ。つまり、資源を集めていざ建物を建てようとすると、出目と街の地図と自駒の位置を睨みながら、上手く目当ての住宅地区に移動する必要があります。

また、ラウンドの最後に自駒がいる地区に投資をするのですが、投資トークン数には限りがあり、投資できなくなるとゲーム終了で負けとなります。それを回避するために手札のカード効果や金を使って、既に置いている投資トークンを回収しつつ、資源を集めて建築をするというのがゲームの流れとなります。

あー、これ、面白さ伝わっていない気がする。システムの説明下手だな。拙い説明で逆に興味が削がれたら申し訳ないです。でも、カード枚数が少ないミニマムなゲームなのに色んな要素を上手く組み合わせていて*1、なかなか良いですよ、このゲーム。上級者モードや特別な建物を造るチャレンジモードもあります。

いつもはPnPゲームのコマやトークンは100均で揃えたもので遊んでますが、今回は「古代ローマの新しいゲーム」のものを使ってみました。ちゃんと木駒を使ったらやっぱり写真映えが全然違いますね。 

Micro City

  • 人数:1人
  • 時間:15分
  • 年齢:10歳以上
  • 作者:Michał Jagodziński
  • データ:Micro City(BGG)
  • データ以外に必要なもの:技術者コマ 1個、トークン類 15個、六面体ダイス 3個
  • 和訳ルール:作りました(BGG)
  • 作り易さ:簡単(A4用紙 4枚、カードスリーブ 16枚)

*1:BGGでメカニクスを見てみると、ダイスローリング、ハンドマネジメント、モジュラーボード、ワーカープレイスメントとなっていました。