TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

Orange Pekoe

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紅茶栽培がテーマの、カードだけのワーカープレイスメント!

今回は、紅茶の栽培がテーマのPnPゲーム「Orange Pekoe」をご紹介します。このゲーム、2〜3人で遊ぶワーカープレイスメントゲームなのに内容物はカード18枚のみ!キレッキレな構成ですが、そもそも2020年にButton Shy Gamesが行った18枚カードコンテストの題目がワーカープレイスメントということで、そのコンテストの参加作品です。なかなか痺れる条件で、他のゲームも気になりますね。

18枚のカードの内訳は、ワーカー用カード2枚、お茶とお金の管理トラック2枚の計4枚が各プレイヤー分あって、それだけで12枚!残りの6枚は上下で分割された場所カードです。場所カードを3枚並べた周囲に、白いリボンが繋がるようにワーカーカードを配置していきます。畑ならお茶の収穫、市場ならお茶を換金、オフィスではお茶とお金を支払うことで各カードをアップグレードできます。最高級のお茶を一番多く獲得したプレイヤーの勝利と、さすがにシステムとしてはシンプルなものですが、ワーカーの白いリボンが繋がったアクションは全て実行しなければならない、というのがポイントで、お金がない時に支払いが必要なアクションがある位置には配置できないといったことが起こり(その場合はそのターンはパスをしてお金を獲得)、ワーカープレイスメントの魅力のひとつである場所取りの面白さは十分に堪能できます。

なにより、カードだけでワーカープレイスメントゲームが実現できている、というのは一見の価値ありです!まぁ、そこまで縛る必要は普通はないですけど笑、ご興味あればぜひお試しあれ。

↓作者による紹介動画です。

Orange Pekoe

  • 人数:2 - 3人
  • 時間:30 - 45分
  • 年齢:記載なし
  • 作者:Steve Nyberg
  • データ:カードルールBGGフォーラム
  • 和訳ルール:作りました*1
  • 作り易さ:簡単(A4用紙 4枚、スリーブ 18枚)

*1:ご希望の方はツイッターDMでご連絡ください。