牧場を柵で区切って、どんどん牛を増やしましょう。
今回は、牧場主となって牛を育てる1人用の紙ペンゲーム「Raging Bulls」をご紹介します。BGGの2017 Solitaire PnP Contestの参加作品で、作者はこのブログでも度々登場しているMark Tuckさん*1。コンテストでは総合2位になっていて、その後拡張ルールも発表されています*2。
ゲームシート1枚だけのお手軽ゲームですが、定規が必須というのがこのゲームの特徴です。1ゲームで4つの牧場を順に運営していきます。各牧場には縦軸と横軸に1〜6までの値が描かれていて、各牧場のプレイ前に何度かダイスを振って任意の2つの値を選び、交差する点が牛がいる位置になります。牧場の牛たちは一緒にいると興奮してしまうので、1頭ずつ柵で区切ってあげなければなりません。各ターンでは、ダイスを振って任意の2つの値を選び、出目の値と値を縦横で結んで柵を作っていきます。同じ出目になってしまうとバーストとなり、バーストせずに無事に各牛を柵で囲えればその牧場はクリア、次の牧場に進んで、育てる牛が増えていきます。
お金ないんでルール読んで妄想遊戯さんが、ゲーム紹介と共に和訳ルールを公開してくれているので(感謝!)、ルールの詳細はそちらをぜひご覧ください。シンプルなゲームですが、日常生活で定規で線を引くことってあまりないので、新鮮なプレイ感ありますね😊。紙一枚に印刷するだけで遊べますので、気になった方はぜひ遊んでみてください。
Raging Bulls
- 人数:1人
- 時間:20 - 30分
- 年齢:8歳以上
- 作者:Mark Tuck
- データ:シート・ルール(BGG・フォーラム)
- 和訳ルール:お金ないんでルール読んで妄想遊戯
- データ以外で必要なもの:6面体ダイス 3個(3色)、筆記用具、定規
- 作り易さ:超簡単(A4用紙 1枚)
*1:「Otto the Octopus」「squarcles」「Orchard」「Mower Mania」「Grove」
*2:ちなみにこの年の1位はJohn Keanさんの名作「Black Sonata」