カンボジアの稲作がテーマの2人用タイル配置ゲーム
Seasons of riceは、ポケットサイズのカードゲームをつくっているメーカーBotton Shy Gamesの最近のKickstarter作品で、カンボジアの稲作がテーマのシンプルなタイル配置ゲームです。簡易印刷版がPnPデータとして公開されているので遊んでみました。
雨季と乾季の2フェイズがあり、雨季フェイズには手札から1枚出して自分の水田に配置、もう1枚を乾季用に中央に並べます。手札を全て出し終わると今度は乾季フェイズとなり、場に置いたカードを交互に取って水田に配置、で最終得点計算。
水田のカードには農夫と小屋と水牛が描かれていて、基本的には大きな水田を作る(周りを道で囲う)と得点獲得ですが、特徴的なのは18枚全てのカード裏面に、異なる追加の得点ルールが書かれていて、毎ゲームその中から1つが自分だけの追加ルールになることです。例えば単純に作った水田の数が多ければ良いとか、農夫と小屋と水牛のセットで得点とか、それによって戦略が変わってきます。
やってみて面白いなと思ったのは、道を繋げるのが思った以上に難しいところ。直角にならカードを自由に回転させて配置できますが、道が斜めに描かれているため、考えて置かないとなかなか上手に閉じることができません。そこがパズル感があって良いです。なんとなくグンペイを思い出しました。