ネズミとなってペストが蔓延する街から逃げ出せ!
これ、遊んだ人いるのかな。去年のステイホーム時期にBGGに登録されたPnPゲームですが、BGGのページに概要とデータだけがポツンとあるこのゲーム、実はデザイナーは「お邪魔者」のFrédéric Moyersoenさんで、しかもアートワークもデザイナー本人!これはぜひプレイしないと、と和訳まではしたんですが、遊ぶ機会がないまま随分時間が経ってしまったので、未プレイですがご紹介します。
15世紀、ペストが大流行している街で、各プレイヤーはネズミの集団を率いて疫病から生き延びることが目的です。街から逃げ出すことと、ゲーム終了時に感染していない地区にいることで得点となります。各地区には食料/疫病トークンが1枚ずつ置かれていて、食料面の時は自由に行動できますが、疫病面になると病気のネズミが発生して隔離され、その地区にネズミの移動や配置ができなくなります。毎手番、アクションカードを1枚プレイして効果を発動させるだけのシンプルなルールで、大きく分けて自分のネズミの移動や治療ができるカードと、地区に病気のネズミを発生させるお邪魔カードの2種類があります。できるだけ自分のネズミたちを効率よく逃しつつ、他のプレイヤーのネズミを感染地区に閉じ込めるなどして邪魔をするというのが、大まかな流れですね。
やっぱり時期に合ったテーマで作ったのかな。それともストックから引っ張り出したのかな。成り立ちが全く謎ですが、ネズミのアートワークがamigoあたりの往年の名作感あって良いですね。早めに機会を見つけて遊んでみたい!