1枚のカードを上下左右に反転させて辿る6色の迷路
今年のBGGの1-Card Print and Play Design Contestの総合1位はこの作品「Thin Cube」でした。名は体を表すという言葉通り、まさに薄いキューブ!ペラペラの紙の裏表で見事に立体的な迷路が表現されています。
カードには6色のダイス目が裏表にびっしりと描かれているだけで、各色、ダイヤのマークの目からスタートして、星のマークの目がゴールの6つの迷路になっています。例えばこの写真の左のカードの左上のほうに青の2の目がダイヤのマークになっています。青ダイスの迷路はこれがスタート地点。で、出目の数だけ上下左右に移動します。その際、左右に移動する場合は横方向に、上下に移動する場合は縦方向にカードを裏返します。移動先のダイスが同じ色ならそこから先へ、違う色ならそれ以上進めません。写真の右にあるスマホ画面がちょうど裏面になります。右に2移動したらこの裏面の状態になり、その位置にあるのは青の2の目なので、また上下に2移動させてカードを反転させて、というのを繰り返し、星マークのゴールまで進めます。
カードをクルクル反転させているだけなのに見えない迷路が頭の中に浮かんでくる感じで、シンプルなルールだけどこんな迷路今まで遊んだことがなくて新鮮な体験でした。
いつもならカード1枚印刷するだけでお手軽です!というところですが、写真でお分かりのようにブラウザ版を用意してくれているのでそれすら必要ありません😅気になった方はぜひ遊んでみてください→https://greggjewell.io/thincube/