TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

TINYforming Mars

f:id:game_suke:20190704173836j:image

小さな火星を開発する!ファンメイドのコンパクト版テラフォーミングマーズ

今回は、再販&新拡張発売で話題のテラフォーミングマーズの、サイズにおけるマイリトルサイズみたいな1〜2人用のPnPゲーム「TINYforming Mars」のご紹介です。

先にお伝えしておくと今回の紹介記事には致命的な欠陥がありまして、テラフォーミングマーズはレビューを見たことがある程度で、実際にプレイしたことがありません。なので元ゲームと直接比較することができないのですが、ゲーム自体が面白かったのでご紹介します!

たぶん元ゲームの要素をぎゅっとコンパクトにしたんだと思いますが(出だしからフワッとしててスミマセン......)、このゲームは、火星を地球化させるために様々なプロジェクトを行い、火星上に熱、緑、水を増やしていくゲームです。

ザックリとプレイ内容を書くと、(1)プロジェクト選択(2)プロジェクト実行(3)収入の3つのフェイズがあります。

プロジェクトカードの上下に異なるプロジェクトが書かれていて、まずは毎ラウンド、手番順に山札から1枚引き、どちら側を自分のプロジェクトにするかを選択して場に置きます(反対側は相手のプロジェクト)。それぞれの向きの下段に書かれたタグが次の実行フェイズで必要な要素としても活用できるため、プロジェクト自体かタグ目当てかでも選択に悩むことになります。

次に、自分のプロジェクトと両プレイヤー共通のプロジェクトを手番順に実行していきます。必要条件を満たすプロジェクトを実行することで熱、緑、水のいずれかが増え、その内の2つが最大値まで増えればゲーム終了のトリガーとなり、最後に得点の高いプレイヤーの勝ちとなります。

協力ゲームではありませんが、火星上に緑や水が増えていけばいくほどプロジェクトも実行しやすくなるので、何となく協力して火星を開発しているような気になりますね。ただ、プロジェクトを実行するための資源のやりくりがかなりシビアです。いつもお金が足りない!火星を開発するのは大変ですね。

先日発表されたばかりのPnPゲームですが、すでに拡張も公開されていて、追加の企業カードやアワードカードなどがあります。これらを加えたらより元ゲームに近くなるのかな。基本のゲームが面白かったので、近々こちらの拡張も試してみるつもりです。ちなみに、ゲームで必要なトークン類が結構ありますが、この拡張のデータにトークン類のデータも全てあるので、そちらを使うのがいいと思います。

テラフォ好きな方は、ぜひプレイしてみてください。でも好きな人は今は拡張をプレイするのに忙しいかな笑。

(追記200426)山崎すはまさんがBGGにカードの日本語化データをアップされています→日本語化カード

TINYforming Mars

  • 人数:1 - 2人
  • 時間:30 - 45分
  • 年齢:10歳以上
  • 作者:Michael Bevilacqua
  • データ:カードルール拡張*1BGG*2
  • データ以外に必要なもの:トークン 42個(白3、黒3、黃10、赤11、緑7、青4、任意の色2、任意の色1、任意の色1)
  • 和訳ルール:作りました→ルール拡張ルールBGG
  • 作り易さ:普通(A4用紙 4枚、カードスリーブ 18枚)*3

*1:トークン類のデータがあります

*2:作者のオリジナル版と別デザイン版があり、わたしは別デザイン版でプレイしました。オリジナルはこちら→カードルール

*3:トークン類もつくるならあとA4シール用紙1枚と厚紙1枚