野草モチーフのスシゴーフォロワー。
今回は、BGGの2019 54-Card Game Design Contest参加作品「Wildflowers」をご紹介します。デザイナーは、このブログでは何度も登場しているコンテスト常連のBrian Garthwaiteさん*1で、野草がモチーフのカードドラフトとセットコレクションのカードゲームです。全く違うルールで遊べるソリティアモードもありますが、まぁ、ほとんどスシゴーです😅。でも、このゲームの一番の魅力は、アートワーク!これ、デザイナーご本人が描かれているのですが、淡色の水彩調の花がすごくイイ!同じ花でも茎が曲がってたり真っ直ぐだったり、てんとう虫や蜂がいたり、全部で54枚の花の絵がオールユニーク!しかもこれら、アメリカ西部に群生する、デザイナーの自宅周辺にある野草だそうです。こういうの、いいですよね。同人ならではというか。
一応、ルール説明しておくと、毎ターン手札からカードを選んで、残りのカードを隣の人に渡す、を繰り返す、良くあるカードドラフトです。各花の種類ごとに得点方法が違い、また各カードには花の色、花の数、茎の形、虫の種類の特徴があり、ラウンドごとにそれらの特徴による得点条件があります。スシゴーと違う部分としては、1ターン目は1枚キープして隣に渡す、2ターン目は2枚キープして隣に渡す、というように、キープするカードが増えていきます。基本的にキープするカードは非公開ですが、カード効果を使ったり、早取り要素のあるセットコレクション用に公開することもできます。前ターンまでにキープしたカードも、非公開のものは手札に戻して別のカードをキープし直すこともできるので、最後まで熱い読み合いができるのも良いです。フォロワーとしてちゃんと独自の面白さは用意されてますよ。
コンテスト終わってからカード枚数増やしたみたいで、全部で72枚もカード作る必要ありますが、スシゴー持ってない人やこのビジュアルに惹かれた方は、ぜひ遊んでみてください。