紙ペンで過ごすピクセルアートな村での10日間
今回は、デジタルゲーム「Stardew Valley」のような雰囲気の、村での10日間の生活を描いた紙ペンゲーム「A Simple Life」をご紹介します。紙ペンとしてはとてもオーソドックスなゲームですが、コンセプトとビジュアルがそのシンプルなゲーム性にバッチリハマってて、2022年のBGGの13th ROLL & WRITE GAME DESIGN CONTESTで総合1位をはじめ多くの部門で1位を獲得した作品です。
ルールブックがアイコンを大量に使用していて、見るには分かりやすいんですけど、テキストじゃないから和訳する際に超面倒で放置したままだったのですが、ゴクラクテンさんが紹介ページを作ってくれたので、それ見てやっとプレイしてみました(感謝!😊)。
毎ラウンドでダイスを数個振り、その出目を村でのいろんな生活を割り振りするだけのシンプルなルールです。花や野菜を育てたり、湖で釣りをしたり、街で人々と交流したり、鉱山を探検したりと、10日間でできることは色々ありますが、ゲーム毎にランダムで決められた最終目標があり、それによって毎ゲーム攻略すべきエリアが違ってきます。ちょっと面白いなと思ったのが湖での釣りやモンスターとの戦いで、成否の判定がダイスロールになります。それらの成功率を上げるために街で道具をアップグレードすることもできたりもします。よくあるシステムですが、紙ペンではあまり見かけないのでちょっと新鮮でした。ちなみに、上の写真のプレイ時は、アーティファクトを4種類集めることが目標だったため、農作物の育成や人との交流はほとんどせず、ひたすら鉱山に潜ってお宝を探していました。
何よりビジュアルが楽しい紙ペンゲームです。ビクセルアート好きな方はぜひ!
A Simple Life
- 人数:1 - 2人
- 時間:10 - 20分
- 年齢:8歳以上
- 作者:Clint Ghosn
- データ:シート・ルール(BGG・フォーラム)
- 和訳ルール:シンプルライフ(A Simple Life)紹介|ゴクラキズム
- データ以外で必要なもの:6面体ダイス6個、ペン
- 作り易さ:超簡単(A4用紙 プレイヤー数 x 1枚)