あの敬服システムで１人用ルール！次々と現れる侠客たちから道場を守れ！
今回は、昨年末にオンラインストアで特売セールされた「老師敬服～正派対邪教～」をゲットして、同時期にネットで公開されたソロ拡張ルールのPnPデータを作って正月休みに遊んでみたところ、とても面白かったので、いつもの紹介ゲームと違って商品を持っていないと遊べないんですけど、「老師敬服～正派対邪教～拡張：独狐求敗」をご紹介します。ちなみに独狐求敗とは、「老師敬服」のモチーフでもある中国の作家金庸の武侠小説に登場する架空の武術家だそうです。
「老師敬服」はホビージャパン版を持っていて、ヒョーゴノスケさんのイラストがとても可愛くて娘たちもお気に入りのゲームです。ただ、２人専用ゲームは我が家では全く出番がないので「老師敬服～正派対邪教～」はスルーしてたのですが、昨年末に突然１人用ルールが公開されて、さらに年末特価セールが始まったため、そりゃ買うよね、ということで購入。箱が思ってた以上にコンパクトでしたが、このサイズ感、とても良いですね！しかも印刷した拡張のカードも箱にぴったり収まってうれしい。
さてゲーム内容なのですが「老師敬服」はかなり特徴的なシステムで簡潔に説明するのが難しいので、ご存知ない方は、春99さんの動画やゆるゆるボドゲバカさんのルール漫画をご覧ください（丸投げ）。このソロ拡張では、敵AIの侠客が対戦相手となります。手番ごとに様々な侠客が現れ、それらに敬服するかしないかでできるアクションに違いがあります。さらに、侠客を勧誘することで追加でアクションを行えるため、上手くいけばコンボのようにアクションを繋げていくことができます。
作者の矢沢さんも発言されていますが、この１人用、歯応えありすぎ！最初のうちは、いつもの「老師敬服」のつもりでプレイしていたら全然勝てなくて、侠客たちを勧誘してその追加アクションでどれだけ効率的なプレイができるかが勝負の分かれ目だということが分かってグッと面白くなってきました。何度も挑戦して、やっと基本の難易度をクリア！うれしいー。やっぱり１人用ゲームは、これぐらい難しいのがやりがいがあって良いですね。ゲームの準備に時間がかからないのも、手軽に遊べるので嬉しいです。
「老師敬服～正派対邪教～」を持っていたら、ぜひ遊んでみてください！もうセール終わっちゃってますけど、ソロプレイ目的で買うのもアリだと思います！*1
老師敬服～正派対邪教～拡張：独狐求敗
- 人数：1人
- 時間：45 - 60分
- 年齢：10歳以上
- 作者：矢沢賢太郎（HOY GAMES @Hoy_Games）
- データ：カード・ルール（BOOTH）注：遊ぶには「老師敬服～正派対邪教～」が必要です。
- 作り易さ：普通（A4用紙 13枚、スリーブ 24枚）
*1:ただ、こんな素晴らしい拡張を無料で公開してくれているので、重箱の隅をつつくようなことは言わない方がいいですけど、カードのデータがちょっと整列がずれてるのですよね。pdfを修正できるソフトを持っている人は、ちゃちゃっと整列してからどうぞ。
