全く同じカード18枚を使った、キツネが可愛い2人用デッキビルド
今回は、可愛いキツネのアートワークとは裏腹な、切れ味鋭い2人用のカードゲーム「Fox Meadow」をご紹介します。全く同じカード18枚だけしか使わないというのが特徴的なシンプルなデッキビルディングゲームで、カードは上下に分かれていて[3][4]の面と[5][6]の面があり、それぞれにキツネのイラストが描かれています。
Button Shy gamesが昨年開催していた18枚カードのコンテストの参加作品っぽいですが、自分でもよくこのゲーム見つけたなと思うぐらい、ネット上に全くゲームの情報が見当たらない。かと思えばハイクオリティなルール動画は公開されていて、どういうこと?と思って調べてみたらコンテストの要件にビデオの提出も入っていました...なるほど。
下に貼ってあるルール動画を見れば一目瞭然ですが、簡単にルールの説明をします。
各プレイヤーの手元には巣穴(手札置き場)と牧草地(プレイエリア)があり、場の中央に山札と野生のカード列があります。手番では、巣穴にあるカードを牧草地にプレイして、その後に
- 野生の列から、プレイしたカードの数字未満のカードを自分の巣穴に追加
- プレイしたカードの能力を使う
- 何もしない
のいずれかを選択します。カードの能力は数字毎に違い、[3]追加でカードを出す、[4]任意のカードを回転させる、[5]任意のカードを裏返す、[6]任意のカードを破棄する、の4つ。それらを駆使して、
- 自分の牧草地に同じ数字のカードが3枚並べば勝利
- 自分の巣穴からカードがなくなれば敗北
- 山札が尽きるとゲーム終了でその時点で牧草地にいるキツネの合計数が大きいプレイヤーの勝利
の3通りの勝ち方を目指します。
手札は全て公開されている上に巣穴に並んでいる順に出さなければならないので、お互いに先読み必須ですが、能力が分かりやすく種類も少ないので適度なプレイ感だし、18枚使い切りで直ぐにゲームが終わるのも良いです。サクッと作れるので、ぜひ遊んでみてください!
↓ルール説明動画です。