Age of CHIBA〜大千葉時代〜
千葉原人になって一族を繁栄させよう!トランプを使ったバースト要素のあるワーカープレイスメント!
今回は、北条投了さんの2017年秋のゲームマーケット作品で現在はPnPゲームとして公開されている「Age of CHIBA〜大千葉時代〜」をご紹介します。北条さんは本家?のAge ofシリーズにも関わられていますが、このゲームは北条さんらしく千葉ネタを散りばめたものとなっています。昨日、そのネタ元の「チバニアン」が正式命名になった(詳しくは知らない😅)ので、このタイミングだ!と思いソロプレイで遊んでみました。
ゲーム内容は、トランプを使った1人〜2人用のワーカープレイスメントで、一族の繁栄のため(まだ発見されていない)千葉原人となり、落花生や梨の木を植え、醤油を造り、ペットのウラヤスネズミを飼って、千葉原人としてのステータスをより高めたプレイヤーが勝利します。えーっと、ウラヤスネズミというのは本当は世界に1匹しかいないアレですよね、ゲーム中いっぱい発生するけど。落花生は分かりますが、梨も醤油も千葉の名産なんですね、知らなかった。
このゲームの面白いところは、ワーカープレイスメントなのにバーストの要素があることです。ワーカーの配置マスがトランプの数字と同じだけ13箇所あり、毎ラウンド、ワーカー配置後に山札からトランプを1枚めくって、その数字以下のマスにいるワーカーしか働きません!他のワーカーは何もせず家に帰ってきます。なので、堅実にいくなら小さな数字マスですが、当然大きな数字マスの方が強力なアクションがあります。また、めくったトランプのマークがスペード・クラブなら落花生とネズミが増えるプラス効果が、ハート・ダイヤならワーカーへの食糧配給などマイナスの効果が発生します。この一連のギャンブル感が新鮮で楽しいです!13のマスなんて怖すぎて置けない...。
ソロプレイは目標点を達成できるかのスコアアタックですが、めちゃめちゃシビア!今のところ全然達成できてません。食糧が足らず、原人たちが飢えて餓死しまくりです。梨の木が重要!醤油の使いどころも難しい...。ただ、ソロプレイ(と競技ルール)では、山札が運任せではなく数字の偏りが調整されていて、ある程度次のカードの予測もできるため、無理ゲーとは思わずにリプレイしたくなります。2人プレイもぜひ遊んでみたい。
前に紹介した「トランプウォール」もですが、北条さんはトランプを使ったゲームを作るのが抜群に上手いですね。A4用紙1枚に印刷するだけなので、ぜひ遊んでみてください!
Age of CHIBA〜大千葉時代〜
- 人数:1 - 2人
- 時間:30分
- 年齢:記載なし
- 作者:北条投了(芸無工房LOSERDOGS)
- データ:無料ゲーム -芸無工房LOSERDOGS(公式サイト)
- データ以外に必要なもの:トランプ 1組、チップ 約80枚、トークン 10個(2色 各5個)
- 作り易さ:超簡単!(A4用紙 1枚だけ!)