TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

I am Lynx

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手に持ってプレイするのが特徴の、リンクス(山猫)の1年を描いた1人用カードゲーム

今回ご紹介する「I am Lynx」は、テーブル要らずで手に持ってプレイできるカードゲームです。同じようなゲームで「Parm Island」(未プレイです)がありますが、まさにそれに触発されて作ったPnPゲームだそうです。プレイヤーは母親のリンクスとなり、自身と子供たちを外敵(密猟者、狼)から守りつつ狩りをして1年間を生き抜き、高得点を目指します。

ゲーム内容をざっくり紹介すると、片手に横向きに持った山札の後ろにリンクスのカードと3枚のカードを並べて森をつくります。手番では、山札からカードをめくり左右のどちらかにカードを追加します。その際にカードが5枚になれば、反対側のカードを山札の底に戻します(常に森には4枚以下のカードのみ)。次にリンクスのカードを移動させ、左右どちらかのカードと入れ替えます。ウサギや鹿など獲物のカードと入れ替えると、その動物を狩ったことになり得点を獲得します。ただ、森に外敵がいる状態でその視界に動物がいれば、リンクスの代わりに外敵が移動します(写真では、間に木があるので動物は外敵からは見えていません)。リンクスの移動時と同じように、外敵がリンクスや子供のカードに移動すれば負傷してしまいます。季節のカードを引けば次の季節に移り、新しいラウンドがスタート。4ラウンド終了後に得点計算となります。

「Parm Island」を未プレイのため比較はできないですが、とりあえずこのゲームはカードの移動が頻繁にあるので、最初の感想としては忙しいな!ということでした。正直、手に持ってプレイしなくてもいい気はします😅が、外敵から逃げながら獲物を探すことが4枚のカードでシンプルに表現されていて、面白いカードゲームです。絵もシンプルで可愛い!

I am Lynx

  • 人数:1人
  • 時間:10分
  • 年齢:7歳以上
  • 作者:Marek Kolcun
  • データ:カードルールBGG内フォーラム
  • 和訳ルール:作りました*1
  • 作り易さ:簡単(A4用紙 4枚、スリーブ  18枚)

*1:ご希望の方はツイッターDMでご連絡ください。