なんでデジカメ忘れたんすか芭蕉さん!!
伝わると嬉しい!五七五で不思議な図形の説明をするコミュニケーションゲーム
今回は、各プレイヤーが松尾芭蕉となって、色んな図形を五七五で弟子たちに伝える紙ペンゲーム「なんでデジカメ忘れたんすか芭蕉さん!!」をご紹介します。しょっぱいゲームズの塩さんが2019年秋のゲームマーケットで頒布されていたものですが、現在はBOOTHにて無料配布されています(製作ノートを読むと元々プリントアンドプレイでの配布を考えられていたそうです)。
一人が松尾芭蕉となり、お題の図形を俳句のように五七五の言葉で説明をします(季語は要りません)。他のプレイヤーはその俳句を見て、どんな図形かを想像して絵にします。正解すると弟子が得点し、弟子全員の得点の合計が芭蕉プレイヤーの得点となります。プレイヤー全員が順に芭蕉となってそれぞれのお題の句を読み、最終得点が高いプレイヤーの勝利です。得点方法がよく出来ていて、各図形には3つのチェックポイントがあり、お題と全く同じ図形じゃなくてもチェックポイントが合っていればそれぞれ得点となります。チェックポイントは芭蕉プレイヤーが俳句を考える目安にもなっていて、図形そのものを伝えるのが難しかったらチェックポイントから考えるのもアリです。
ゲームタイトルがいいですね。もちろんデジカメがあれば一目瞭然ですが、不思議な図形を言葉で、しかも五七五の縛りで説明するのは非常に難しいです。ただ、うまく説明できれば全員に見事に伝わることがあって達成感ありますよ!お正月に家族で遊びましたが、手軽に遊べて面白かったです。コミュニケーションゲームだけど騒がずに楽しめるので、今の時期にもピッタリかと。
(上の写真、ちょっとネタバレなんですが、拡張入れると150個近くお題あるのでご容赦ください🙇♂️)
なんでデジカメ忘れたんすか芭蕉さん!!
- 人数:2 - 6人
- 時間:10 - 30分
- 年齢:10歳以上
- 作者:塩(@nobirobeisan)
- データ:カード・シート、拡張カード(BOOTH)
- データ以外で必要なもの:鉛筆
- 関連サイト:製作ノート
- 作り易さ:普通(A4用紙 10枚*1+プレイヤー分)
*1:拡張込み