人と家との勝負!お化け屋敷からの脱出がテーマの非対称な2人用カードゲーム
今回は、1人はお化け屋敷を調べに来た調査員、もう1人はお化け屋敷自体となって対決する2人用のカードゲーム「Spook Mansion」をご紹介します。BGGで現在開催中の2020 9 card Game Print and Play Design Contest参加作品で、お化け屋敷から脱出できたら調査員の勝利、閉じ込めることができたら家の勝利です。
ルールはシンプル。調査員プレイヤーがアクションポイントを9点分持っていて、1マス移動するのに1点消費します。カードの端の出口に来たら、家プレイヤーが手札からカードを置いて家を拡充させるか3個あるブロックキューブで出口を塞ぎます。9点を使い尽くしたら、家プレイヤーがゴーストを任意のマスに置き、再びアクションポイントが調査員プレイヤーに戻ってきます。ゴーストは通路を塞ぐお邪魔コマですが、2点を消費することでゲームから除外できます。ゴーストを3体置くまでプレイして、アクションポイントを使い切る前に脱出できるか、というゲーム。
これ、何度か遊びましたが、家プレイヤーが圧倒的に難しい気がします。できるだけ出口が少なくなる構造にすることが家プレイヤー側の必須条件ですが、カードは9枚置ききり、手札制限が3枚で場に出せば山札から補充なので、カード運がかなり影響します。ちょっと非対称すぎるのでは...という気もしますが、シンプルな読み合いがなかなか楽しいショートゲームでした。