TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

Aquamarine

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沈没船や珍しい生物を探して深海へダイブ!

今回は、先日Kickstarterのキャンペーンが無事成功したPnPの紙ペンゲーム「Aquamarine」をご紹介します。この作品の出版社のPostmark Gamesは、以前にもKickでPnPの紙ペンゲーム「Voyages」を発表しており、今後もPnP&紙ペン専門で続けていくのか気になるところです。上手いなーと思うのが、クラウドファンディング終了後も新しい拡張マップをどんどん発表していて、購入者全員が追加料金なしで遊べるようになっていること。このゲームは今のところ追加マップは1つですが、「Voyages」はすでに4つの追加マップが発表されていて、モンハンとかの無料アップデートみたいな感じでお得感あります😊

プレイヤーは潜水士となって、3回のダイビングで色んなものを発見していきます。手番ではダイス2個を振り、どちらかの目を選んで、その目と同数のマスを囲むだけのシンプルなルール。囲むマスは必ず四角形にしなければならないため、4、6なら形の選択肢がありますが、1、2、3、5の場合は単純に1マスが繋がった細長い長方形にするしかありません(この説明わかるかな...)。大きい出目を使いたい場合は、もう1つの出目との差だけ酸素が消費されます。また、必ず直前に囲んだ四角形のいずれかのマスに隣接して描く必要があり、潜水という設定とルールがうまく噛み合ってるなーと思いました。

シンプルなルールながらもハイスコアを狙う道筋が無数にあるのでやり込みがいもあって、これは良い紙ペンゲームですよー。気になった方はぜひ遊んでみてください。「Voyages」も「Aquamarine」も、カズマさん(@_kazuma0221)がルール和訳をしてくれています(感謝!)。

余談ですが、最近はお気に入りの紙ペンゲームはダイソーの手貼りラミネートでコーティングして、ホワイトボードマーカー使って遊んでます。普通に説明通りに貼るのではなく、本来台紙として使うはずの粘着面自体をゲームの印刷面に貼り合わせると、かなり頑丈でとても良い感じに仕上がります。静電気が発生して紙が引っ付きやすいので、フィルムを少しだけめくって貼り合わせ、物差しなどで押さえながらゆっくり剥がしていくと綺麗に貼れますよ。貼るのと切るのにちょっとコツが入りますが、PnPで作ったボードもこれでコーティングすると紙とは全然違うクオリティになるので興味があればぜひ挑戦してみてください。

Aquamarine

  • 人数:1 - 100人
  • 時間:20 - 30分
  • 年齢:8歳以上
  • 作者:Matthew Dunstan, Rory Muldoon
  • データ:公式サイト(Postmark Games)で4£で販売中(BGGPostmark GamesKickstarter
  • データ以外で必要なもの:6面体ダイス 2個、鉛筆
  • 和訳ルール:購入後、公式で配布(@カズマさん
  • 作り易さ:超簡単(プレイヤー毎にA4用紙 1枚)