ポリオミノでダンジョンを攻略する１人用ワーカープレイスメント。
今回も前回に引き続き、BGGで開催中の2021 Print and Play Solitaire Contestの参加作品の「Bogbrook Dungeon」をご紹介します。今年のソリティアコンテスト、気になる作品が多いです！
プレイヤーは田舎町に住む冒険に憧れる若者で、ある夜酒場で盛り上がり、地元にダンジョンを誘致するための申請をしてしまいます。ほどなくダンジョンの移設部隊が現れ、街の端に不気味なダンジョンを建設し始めました。自分の言動に責任を取るため、あなたはダンジョンの攻略に向かいます！という、なんだかよく分からない設定です。まぁでもこういうのがボードゲームっぽい気がするのはなんでだろう🤔
鍛冶屋や防具屋にワーカーを配置して剣や盾などのポリオミノのピースを入手して、それらを使ってダンジョンを探索する、というのが基本的なゲームの流れです。ダンジョンにはグリッドに様々なアイコンが表示されたモンスターカードやトラップカードがあり、ハートは剣ポリオミノで、剣は盾ポリオミノで、錠前は鍵ポリオミノで覆うことでそれらのカードを解決して報酬を獲得します。無事に街に戻ったら、新たな建物を建築して街を発展させて装備を整え、極悪なトラップや強敵が待ち受ける最終ダンジョンに挑みましょう！
最初は貧弱な装備しかないのでこれ以上無理だと思ったら浅い階層で引き返すべきだけど、既定のターンを過ぎると自動的に最終ダンジョンに挑戦しないといけないので、のんびり過ごす時間はありません。最終ダンジョンがハード過ぎて全くクリアできる気がしませんが、３種類のポリオミノをうまくやり繰りするウボンゴという感じで、かなり新鮮なプレイ感で面白いですよ。作るの面倒だからプレイする人あまりいないと思いますが、気になった人はぜひ遊んでみてください。
