Marooned
無人島から脱出せよ!カード1枚で遊ぶミニマムなワーカープレイスメント。
昨年始まったBGGのカード1枚縛りのゲームコンテストが今年も開催されています。昨年はこのブログでもご紹介した、名作「パンデミック」を見事にカード1枚に落とし込んだ「Contagion」が大賞を受賞しましたが、今年もどんな作品が出てくるのか楽しみです。早速、参加作品のひとつ「Marooned」で遊んでみました。乗っていた船が沈没してしまい、漂着した無人島から脱出することが目的の1〜3人用のバッグドローのワーカープレイスメントゲームです。
資源として水・魚・木の3種類があり、筏を作るために木を6個集めたプレイヤーが勝利します。ゲームの流れは、
①まずスタートプレイヤーが白ダイス(沈没船)を振り、船から資源を獲得します。
②次に手番順に袋からミープル(漂流者)を2個引き、他のプレイヤーに分配します。
③各プレイヤーが2人の漂流者を持ち、漂流者に食事を与えます。緑・赤・黄の3色のミープルがあり、緑なら水2、赤なら水1と魚1というように食事に必要な資源数が違います。
④ちゃんと食事を取れた漂流者は、対応する色のいずれかのマスに置くことができ、そこに描かれた資源を獲得します。食事が取れなかった漂流者は休憩マスに置いて、水1か魚1を得ることしかできません。
⑤全員を配置し終えたら、夜になるので木1を消費して火を起こします。木が無いプレイヤーは火を起こせずに野生動物に資源を奪われ、水か魚の数が半分になります。
⑥ミープルを回収して袋に戻して誰かの木の数が6になるまで①から繰り返します。
うん。ミニマムな要素しかないのに、テーマとシステムが合致してて、よく出来てるわ...。スタートプレイヤーになれる緑色マスや、他の資源と有利な交換ができる黄色マスがあり、誰にどの色のミープルを渡すのかを考えるのが悩ましい。今回はAIと対戦するソロモードで遊びましたが、AIもなかなか手強かったです。3回目でやっと勝てました😅。
カード1枚印刷するだけなので、気になった方はぜひどうぞー。