TKDK PNP|プリントアンドプレイのボードゲームのブログ

ときどきプリントアンドプレイのボードゲームで遊びます。

Micropul

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見た目と設定に拒否感があったけど、もっと早く遊べば良かった!

今回はタイル配置の名作PnP(プリントアンドプレイ)ゲーム、Micropul(ミクロプル)のご紹介です。実はこれ、随分前に作ったけどずーっと放置していたゲームで、最近やっと遊びました。BGGやいろんなレビューでの評価も高いので、面白いだろうとは思っていましたが、なかなかプレイする気にならなくて。

自分が避けていた原因ははっきりしていて、+やドットなどの記号だけのビジュアルと、ルールにある、エネルギー、触媒、反応といった単語が、全くダメだった学生時代の化学を連想させ、なんとなく難しそうという拒否感に繋がっていました。

でも、プレイしてみたらすぐに!本当にすぐに!あ、これ面白いやつだわ、となりました。どれくらい面白かったかというと、プレイ後に作り直したぐらい😄*1

ゲーム内容は、2人用(ソロルールもあり)のカルカソンヌのようなタイル配置ゲームです。同じ丸印が繋がった数が多いほど高得点。でも、最終的にエリアを閉じなければ得点になりません。カルカソンヌじゃないところは、まず全体の山札からタイルを確保して、自分用の山札を作らなければならないこと。そこから手札として使えるようになります。このワンクッションが面白い。また、自分のマーカーは3つしかなく、一度使うと戻ってくるルールもないため、どのタイミングでマーカーを使うかが非常に悩ましいです!

それぞれの記号も、プラスはもう一手番、ドットは山札からカードを補充で、理解すればとても単純な特殊効果でした。このゲーム、絶対に単語で損してると思う。なに、触媒って。

最初から最後まで非常に濃密な時間を過ごせる、とても良いゲームです。未プレイの方はぜひ一度お試しを。少しでも面白そうと思った方は、ゲームの作り方からルールの補足まで詳細に解説されているprismpowder***というウェブサイトがありますので、今すぐそちらへどうぞ!

Micropul

*1:ベーシックな白黒ver.と見やすいカラーver.があります。写真は作り直したカラーver.。